• カテゴリー別アーカイブ シュヴァリエツアー2013
  • ロンバルディア編 Ⅵ 最終章

    アンブロージ社の視察の後、坂本先生の発案でゴルゴンゾーラ村へ

    現在ではこちらでゴルゴンゾーラは作られていないのですが、
    せめて発祥の地で同じ空気を吸いたいと思うのは、アイドルのおっかけと
    あまり変わらないですね(笑) 

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    長いようで短かった12日間の旅の最終地はミラノ
    ミラノ中央駅

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    ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)
    14世紀から19世紀にかけて建設された世界最大のゴシック建築
    完成まで500年もかかったのですね、スペインのサグラダ・ファミリアは
    まだまだ、ということかな。

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    ドゥオーモ近くのガッレリア
    ガラスのアーチと鉄骨の屋根に覆われているこのガッレリアは
    19世紀半ばに建てられたショッピングモールで、グッチ、ルイ・ヴィトンなど
    ブランド店が軒を連ねています。

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    牡牛のモザイク
    片足をつけて一周すると幸せが訪れる、または、ミラノへ再び来れるという
    伝説があるそうな。トリノにもありましたね。

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    今回の旅のハイライトは
    ミラノ・スカラ座で ワーグナーのオペラ鑑賞♪♪♪

    旅の出発の前日にやっと予約が取れて行けることになりました。
    演目は 壮大なワグナーのオペラ 神々の黄昏
    指揮者が あのダニエル・バレンボイム!
    ジークフリート:ランス・ライアン
    ブリュンヒルデ:イレーネ・テオリン

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    壮大なオペラの内容は ご一緒したピアニストの長澤さんがレジュメを
    用意してくださったので なんとかついていけました。

    それにしても ブリュンヒルデ役のイレーネ・テオリンの圧倒的な存在感、
    映像を交えた舞台装置の素晴らしさ、衣装、ダンス、音楽・・・
    オペラが総合芸術の頂点にある、ということがわかるような気がしました。

    ホテルへ戻って なんだかそのまま部屋に帰りたくなくて
    みんなで バーでワインを飲みながら余韻に浸りました(笑)

    チーズの研修旅行ではありましたが、今回の旅はこのオペラのためだったのでは
    と思えるくらい 素晴らしい感動に包まれた夜でした。

    美食だけではない ヨーロッパのとんでもなく深遠な文化、伝統の力に
    圧倒されっぱなしの旅でした。

    同じ志や価値観、目的を持った人たちとご一緒する旅の楽しさ、
    その道を極めた方々のおそばにいて学ぶことができる旅のありがたさ、
    非日常の世界から 己の日常を見つめなおすきっかけになった今回の旅、

    ご一緒したすべてのメンバーの皆様に深く感謝いたします。
    ありがとうございました!


  • ロンバルディア編 Ⅴ

    型からはずし

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    25%の塩水プールに20時間

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    この熟成室には5万個のグラナパダーノが眠っています

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    9ヶ月後、槌で叩いて音を聞いて検査し合格すればこの焼印をもらい
    晴れて グラナパダーノDOP と名乗ることができます。

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    いよいよ カッティングです

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    熟成違いの3種

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    9か月熟成
    甘くマイルド、柔らかく弾力があり、意外な美味しさでした。

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    16か月熟成
    酸味と旨味のバランスが絶妙で、普段食べているのはこれくらいのものでしょう。

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    24か月熟成 
    アミノ酸の結晶がジャリジャリ口の中で音をたてています。
    旨味とコクがぎゅっと詰まって最高に美味しかったです。

    グラナパダーノを使った代表的なお料理を教えてもらいました。
    それは タリアータ・ディ・マンゾ
    牛肉のカルパッチョを軽く炙り、ルーコラとグラナパダーノを削って
    トッピングしたもの。作ってみたくなりました♪

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    全員で記念撮影

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    みんなの満ち足りた顔を見てください。
    3種類のグラナパダーノを思う存分味わったのですから♪
    チーズ製造現場を訪問することにより 一層チーズがいとおしくなりました。
    作り手が見えるということは 想いが一つになるということですね。


  • ロンバルディア編 Ⅳ

    チーズ工房最後の訪問は グラナパダーノを作っているアンブロージ社へ

    1942年創業のアンブロージ社は家族経営ですが 2012年度の売上額300億ユーロ、
    従業員数270人、フランス、アメリカに支店を持つ大企業です。
    日本の野沢組とは25年のお付き合いがあり、モッツアレラなどは日本でも
    おなじみですよね。

    グラナパダーノ、モッツアレラの他にスカモルツァ、リコッタ、バター、
    パルマではパルミジャーノ・レッジャーノを製造しています。

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    パダーナ平原からポー河までが生産地域のグラナパダーノは
    12世紀半ばにシトー派の修道院で製造が始まりました。
    パルミジャーノ・レッジャーノの陰に隠れがちなグラナパダーノですが
    生産量では第1位です。

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    ミルクは1日2回搾乳し、牧場で保管後工場に集められます

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    内側が銅、外側がステンレスのカルダイヤ-保温性に優れています

    約1000リットルのミルクから80㎏のカード(凝乳)ができます。
    これで2個のグラナパダーノができることになります。

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    スピーノ(カードカット用)

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    型枠

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    型詰め後 6~7時間おきに麻布を代えながら24時間

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    グラナパダーノのロゴマーク入りプラスチックを巻いて

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    48時間ねかせます

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    左上の数字 01 6 は6月1日のミルクで作ったという意味

    滑りやすい足元に加え、湯気が立ち込める部屋だったり
    説明をメモ書きするのと撮影を同時に行うのは至難の業なので
    ひどい写真ばかりで申し訳ありません。